2011年11月23日水曜日

論理回路基礎(7) MUX素子

イカにあたってダウンしてました。
皆もイカの生食には注意してください。

余談はおいといて、今回はMUX(マルチプレクサ)素子です。
別名をセレクタと言います。

何をする物かというと読んで字のごとく
入力信号からセレクトした信号を出力します。

・回路記号
・真理値表
A B S Y
0 0 0 0
0 1 0 0
1 1 0 1
1 0 0 1
0 0 1 0
0 1 1 1
1 1 1 1
1 0 1 0

Sに注目すると
S=0の時、Y=Aになり
S=1の時、Y=Bになっているのがわかると思います。
つまり、Sの信号が0か1かでAを通過させるかBを通過させるか選んでいます。
これがセレクターの機能です。

・等価回路
セレクターは2個のANDと1個のOR,1個のNOTで作る事ができます。
下がその例です。




このままだとマインクラフトに実装しにくのでORとNOTで書いてみましょう。
ANDがORとNOTで作れる事はこれまでの解説から解ったと思います。
なので、ANDをORとNOTに置き換えると次の絵になります。

では、マインクラフトで実装してみましょう。

・マインクラフトでの実装例

上の回路図を実装した感じになってます。
実は、頑張って考えたこの回路ですけど、既に公開されてる方がおられました。



くやしいので、違うタイプのセレクタも作ってみました。
 このように、ピストンを使うと、ぐっと回路が小さくなることがあります。
論理回路だけでなく、こういった機械式のスイッチをうまく使えるようになると
マインクラフトの回路が面白くなるので、頭をひねると楽しいかと思います。

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